煙ゲル係数 - Engel's coefficient -
Barlingのステム修理・後編
- 2011-11-07 Mon 21:04:22
- パイプリストア
続きです。
黒瞬着が内部まで完全に硬化するのを待ってリップの成形に入ります。

ダイヤヤスリでゴリゴリと。大胆且つ繊細に。
ここで削りだす形が最終的なボタン形状の基礎になりますので、上下左右対称に形作ることを心がけます。
2枚目の写真で再生リップの上に黒瞬着のボタン山が形成された2階建て構造が分かると思います。
ちなみに、アクリル盛り付けの下地として詰めた練り消しゴムはこの成形過程で丁寧に掻き出します。

ヤスリの後は#400~#1000番の耐水ペーパーで形状修正。透明に見えているのが再生部です。
この後、黒色顔料を混ぜたUV樹脂でコートしますので、クラフトナイフで表面を削いで厚みを落としておきます。
また、このパイプはとにかくリップが薄いので再生部とエボナイトステムの接合面が大きく取れません。
そこで、スロット内部からもUV樹脂を盛りつけて再生リップを内側から支えるように補強します。
オリジナルよりも若干ファンネルの開口が狭くなりますが、敢えて強度を優先しました。

形を整えたリップ全体を黒色顔料を混ぜたUV樹脂でコーティングします。
あまり厚ぼったくならないように。(どうせほとんど削り落としちゃいますから、厚く塗るだけ手間が増えます)

そして再び削りだし。
ダイヤヤスリ、#400~2000の耐水ペーパーに#4000の研磨フィルムまでかけたところなんですが、
3枚目の写真、再生部を光が透過してます。ちょっと削りすぎちゃいました(^^;;
ここから先は顔料入りUV樹脂の塗布と硬化、削りだし・研磨の繰り返し。
塗膜の厚み、全体的な形状の微修正、UV樹脂とエボナイト境界部の違和感解消などなど。
地味な作業ですが全工程を通じて一番日数がかかるプロセスで、今回は3回繰り返しました。
実際、再生部の強度や咥え心地は既に固まっていますから、どこまで拘るか、という部分。

左が最後のペーパー研磨中。まだ若干の肌荒れが残ってます。
右が樹脂用コンパウンドでの最終処理中。ほぼ完成直前です。
ボタン山はステムから垂直に起こすのが理想なんですが、今回は黒瞬着の強度に依存した完全再生ですので
エッジ部の強度を考慮してややRを付けた形状に仕上げました。ある種のビンテージ仕上げです(^^;;

完成。
ライティングの具合でちと表面が荒れて見えますが、再生部とエボナイトステムはとツライチの仕上がりで
咥えた際の違和感はほぼありません。
オリジナルステムを活かした実用性の回復と言う意味ではまずまずの結果が得られたのではないかと思います。
今回は流石Barlingと思わせる非常に繊細な造りのステムでかなり神経質な工作が求められましたが、
作業難易度それ自体は高くありません。(要は根気勝負ですw)
さほど大きな投資もなく揃えられる道具と工具でできますので、是非試してみてください。
ステム修理、楽しいですよ。
僕も再生部とエボナイトの質感の違いをより目立たなく仕上げる手法や効率的な作業手順を更に突き詰めたいと思います。
黒瞬着が内部まで完全に硬化するのを待ってリップの成形に入ります。



ダイヤヤスリでゴリゴリと。大胆且つ繊細に。
ここで削りだす形が最終的なボタン形状の基礎になりますので、上下左右対称に形作ることを心がけます。
2枚目の写真で再生リップの上に黒瞬着のボタン山が形成された2階建て構造が分かると思います。
ちなみに、アクリル盛り付けの下地として詰めた練り消しゴムはこの成形過程で丁寧に掻き出します。



ヤスリの後は#400~#1000番の耐水ペーパーで形状修正。透明に見えているのが再生部です。
この後、黒色顔料を混ぜたUV樹脂でコートしますので、クラフトナイフで表面を削いで厚みを落としておきます。
また、このパイプはとにかくリップが薄いので再生部とエボナイトステムの接合面が大きく取れません。
そこで、スロット内部からもUV樹脂を盛りつけて再生リップを内側から支えるように補強します。
オリジナルよりも若干ファンネルの開口が狭くなりますが、敢えて強度を優先しました。



形を整えたリップ全体を黒色顔料を混ぜたUV樹脂でコーティングします。
あまり厚ぼったくならないように。(どうせほとんど削り落としちゃいますから、厚く塗るだけ手間が増えます)



そして再び削りだし。
ダイヤヤスリ、#400~2000の耐水ペーパーに#4000の研磨フィルムまでかけたところなんですが、
3枚目の写真、再生部を光が透過してます。ちょっと削りすぎちゃいました(^^;;

ここから先は顔料入りUV樹脂の塗布と硬化、削りだし・研磨の繰り返し。
塗膜の厚み、全体的な形状の微修正、UV樹脂とエボナイト境界部の違和感解消などなど。
地味な作業ですが全工程を通じて一番日数がかかるプロセスで、今回は3回繰り返しました。
実際、再生部の強度や咥え心地は既に固まっていますから、どこまで拘るか、という部分。


左が最後のペーパー研磨中。まだ若干の肌荒れが残ってます。
右が樹脂用コンパウンドでの最終処理中。ほぼ完成直前です。
ボタン山はステムから垂直に起こすのが理想なんですが、今回は黒瞬着の強度に依存した完全再生ですので
エッジ部の強度を考慮してややRを付けた形状に仕上げました。ある種のビンテージ仕上げです(^^;;

完成。
ライティングの具合でちと表面が荒れて見えますが、再生部とエボナイトステムはとツライチの仕上がりで
咥えた際の違和感はほぼありません。
オリジナルステムを活かした実用性の回復と言う意味ではまずまずの結果が得られたのではないかと思います。
今回は流石Barlingと思わせる非常に繊細な造りのステムでかなり神経質な工作が求められましたが、
作業難易度それ自体は高くありません。(要は根気勝負ですw)
さほど大きな投資もなく揃えられる道具と工具でできますので、是非試してみてください。
ステム修理、楽しいですよ。
僕も再生部とエボナイトの質感の違いをより目立たなく仕上げる手法や効率的な作業手順を更に突き詰めたいと思います。
Barlingのステム修理・前編
- 2011-10-26 Wed 17:17:25
- パイプリストア
リップの破損したステムをUV樹脂と黒瞬着で修理する機会を得ましたので、その過程をまとめておきます。

今回リペアするBarling。

小せぇwww 小せぇwwwwww
右:ステム上面 左:ステム下面 下面のリップがごっそり欠損してます。

上面にもティースマークが。全体的にボタンも摩耗してますね。

今回の作業は、この欠損した下面リップとボタン周り全体の再形成です。
Barlingのリップはとても薄い造りで、破断面の厚みは0.5mm程しかありません。
再形成したリップの固着と実用強度をこの薄い接着面だけで確保できるのかどうかが課題になります。
問題が出たらその時に考える方向で、まずはオキシクリーン漬けから作業開始。

オキシクリーン処理、スポンジでの軽い研磨とアルコールブラシでの内部清掃を済ませたらいよいよ本作業です。
まずは練り消しゴムをリップに充填。これを最終的に取り除いた空間がリップスロットになります。

練り消しゴムの上から紫外線硬化樹脂(UV樹脂)を厚めに塗布。
この段階では硬化時間短縮と強度確保のため黒色顔料は混入しません。
リペアの最終段階で顔料を入れたUV樹脂で表面をコートします。
紫外線灯で約1時間、しっかり硬化させます。

UV樹脂は殆どヒケが無いので、盛ったままの厚みで固まります。
顔料入りUV樹脂でコートする分の厚みやはみ出した部分はこの段階で削り込んでおきます。
カッターナイフで薄く削ぐように。少しずつ慎重に…。
で、案の定この過程で再形成したパーツがステム本体から剥離しました。
やはりあの薄い破断面だけでは接着強度が確保できなかったということです。

そこで、ステムの厚みをヤスリで落とし、全体を黒瞬着で塗りつぶして固着させる方法を採りました。
もちろん、塗りつぶす前に再形成リップの再接着も黒瞬着で行っています。

右:上面と 左:下面。
ティースマークの埋めとボタンの再形成もこの黒瞬着で一気に済ませてしまう為、かなり分厚い盛りつけです。
黒瞬着は硬化時の肌荒れとヒケが酷い上に厚塗りすると硬化時間が極端に長くなるのが欠点ですが、
それを利用して内部が生乾きの状態を利用してボタンの山に向けて肉を寄せる等の造型も可能です。

右:上面と 左:下面。
上面のティースマーク埋め、下面の再生リップの固着、ボタン山再生用の肉盛りと粗加工が終わった状態です。
黒瞬着の完全硬化後は、細部の成形と研磨 → 黒色顔料入りUV樹脂コーティング → 再研磨 → 仕上げ と進めます。

ということで今日はここまで。続きは次の記事で。
[付記]
やや厚ぼったい感触を除けば、現時点でもほぼ違和感のない程度の咥え心地です。
顔料樹脂コートまで済ませればガチガチに噛まない限りは実用に足る強度も得られるでしょう。
極めて軽いパイプなので自重によるリップへの負荷をほぼ無視出来るのが強みですね。
重たいパイプでこの極薄リップは…ちょっと実用強度を出せる自信がありません^^;;


今回リペアするBarling。


小せぇwww 小せぇwwwwww


右:ステム上面 左:ステム下面 下面のリップがごっそり欠損してます。

上面にもティースマークが。全体的にボタンも摩耗してますね。


今回の作業は、この欠損した下面リップとボタン周り全体の再形成です。
Barlingのリップはとても薄い造りで、破断面の厚みは0.5mm程しかありません。
再形成したリップの固着と実用強度をこの薄い接着面だけで確保できるのかどうかが課題になります。
問題が出たらその時に考える方向で、まずはオキシクリーン漬けから作業開始。


オキシクリーン処理、スポンジでの軽い研磨とアルコールブラシでの内部清掃を済ませたらいよいよ本作業です。
まずは練り消しゴムをリップに充填。これを最終的に取り除いた空間がリップスロットになります。


練り消しゴムの上から紫外線硬化樹脂(UV樹脂)を厚めに塗布。
この段階では硬化時間短縮と強度確保のため黒色顔料は混入しません。
リペアの最終段階で顔料を入れたUV樹脂で表面をコートします。
紫外線灯で約1時間、しっかり硬化させます。


UV樹脂は殆どヒケが無いので、盛ったままの厚みで固まります。
顔料入りUV樹脂でコートする分の厚みやはみ出した部分はこの段階で削り込んでおきます。
カッターナイフで薄く削ぐように。少しずつ慎重に…。
で、案の定この過程で再形成したパーツがステム本体から剥離しました。
やはりあの薄い破断面だけでは接着強度が確保できなかったということです。


そこで、ステムの厚みをヤスリで落とし、全体を黒瞬着で塗りつぶして固着させる方法を採りました。
もちろん、塗りつぶす前に再形成リップの再接着も黒瞬着で行っています。


右:上面と 左:下面。
ティースマークの埋めとボタンの再形成もこの黒瞬着で一気に済ませてしまう為、かなり分厚い盛りつけです。
黒瞬着は硬化時の肌荒れとヒケが酷い上に厚塗りすると硬化時間が極端に長くなるのが欠点ですが、
それを利用して内部が生乾きの状態を利用してボタンの山に向けて肉を寄せる等の造型も可能です。


右:上面と 左:下面。
上面のティースマーク埋め、下面の再生リップの固着、ボタン山再生用の肉盛りと粗加工が終わった状態です。
黒瞬着の完全硬化後は、細部の成形と研磨 → 黒色顔料入りUV樹脂コーティング → 再研磨 → 仕上げ と進めます。

ということで今日はここまで。続きは次の記事で。
[付記]
やや厚ぼったい感触を除けば、現時点でもほぼ違和感のない程度の咥え心地です。
顔料樹脂コートまで済ませればガチガチに噛まない限りは実用に足る強度も得られるでしょう。
極めて軽いパイプなので自重によるリップへの負荷をほぼ無視出来るのが強みですね。
重たいパイプでこの極薄リップは…ちょっと実用強度を出せる自信がありません^^;;
パイプ作家にGBD9438を作ってもらった@その2-Gian Maria Gamboni-
- 2011-05-22 Sun 03:56:59
- パイプ
パイプ作家にGBD9438を作ってもらった@その1-Mark Tinsky-
- 2011-04-19 Tue 23:53:19
- パイプ
GBD #9438 コレクション(仮設所)
- 2011-03-20 Sun 18:31:54
- パイプ
画像だらけで重くてごめんなさい。
後々追記や記事分割も考えますが、一覧できることにも意味があるかな?と思うので。
ちなみに、まだ増える予定です(^^;
・'11.03.22 SPECIALE STANDARD と PREHISTORIC(Cadogan) を追加
・'11.03.23 VIRGIN(perspex stem) を追加
・'11.04.13 International を追加
・'11.04.23 611 Belfort を追加。9438ではない、9438そっくりのパイプ。
・'11.05.21 60S Standard を追加。これまた9438ではないそっくりさん。これで15本目です。
・'11.05.24 Cellini と Georgetown を追加。どちらもGBD製造のショップオリジナルと思われます。
・'11.06.11 一気に5本追加。CONCORDE, Ebony, REJECT LONDON MADE, Sauvage, Universe。計22本
GBD #9438 CONCORDE (FRANCE) '11.06.11追加



GBD #9438 Ebony '11.06.11追加



GBD #9438 FANTASY



GBD #9438 INTERNATIONAL '11.04.13追加



GBD #9438 LONDON MADE (Cadogan?)



GBD #9438 NEW ERA



GBD #9438 NEW STANDARD



GBD #9438 PREHISTORIC



GBD #9438 PREHISTORIC (CADOGAN) '11.03.22追加



GBD #9438 PRESTIGE



GBD #9438 Sablee STANDARD (FRANCE)



GBD #9438 Sauvage (FRANCE) '11.06.11追加



GBD #9438 SPECIALE STANDARD '11.03.22追加




GBD #9438 TAPESTRY



GBD #9438 Universe (FRANCE) '11.06.11追加



GBD #9438 VIRGIN (perspex stem) '11.03.23追加



Irwin's #9438 (GBD second line)



GBD #60S STANDARD (replaced stem?) variation of 9438? '11.05.21追加



・15本目は#60S STANDARD、611Belfort同様、またも6始まりの3桁シェイプコードです。
しかも9438では珍しいフラットリム。P.O.S刻印が無く英国製やら仏国製やら?
ステムはリプレイスらしく不明点だらけですが、このステムが作家パイプ級のとんでもなく高精度な作りで
銜え心地とエアフローの快適さは所有する全ての9438の中で最上級です('11.05.21)
GBD #611 BELFORT (LONDON/ST CLAUDE) variation of 9438? '11.04.23追加



・#611 BELFORT。LONDON/ST CLAUDEのダブルPOSを持つ9438のそっくりさん。
何者なんでしょうね?こいつ。ともあれ、14人目のおともだち。('11.04.23)
Cellini (shop original?) '11.05.24追加



・16本目、Cellini。1930-80年代に米国シカゴで営業していたCellini Pipe Shopのオリジナルパイプ
ではないかと思われます。ボウル形状から製造はGBDで間違いなさそうですが、"Cellini"の他には
メーカーロゴもP.O.S表記もなく詳細は不明。9438と異なるテーパーシャンクとステム形状が興味深いです。
このシェイプにGBDが正規ナンバーを付与していたのかも不明ですが9438の亜種のような存在なのかも。
('11.05.24)
Georgetown #9438 (shop original?) '11.05.24追加



・17本目、Georgetown #9438。GBDロゴは無いものの直線表記のP.O.SとシェイプNo.が刻印されています。
コントラストの強いステインはIrwin'sに見られるものと酷似していますがラムキュアードかどうかは不明。
米国ワシントンD.C.に現存する Georgetown TobaccoがGBDに作成を依頼したショップオリジナルパイプ
ではないかと思われます。現在ショップに情報を問い合わせ中です。('11.05.24)
REJECT LONDON MADE '11.06.11追加



To be continued... ;-)
後々追記や記事分割も考えますが、一覧できることにも意味があるかな?と思うので。
ちなみに、まだ増える予定です(^^;
・'11.03.22 SPECIALE STANDARD と PREHISTORIC(Cadogan) を追加
・'11.03.23 VIRGIN(perspex stem) を追加
・'11.04.13 International を追加
・'11.04.23 611 Belfort を追加。9438ではない、9438そっくりのパイプ。
・'11.05.21 60S Standard を追加。これまた9438ではないそっくりさん。これで15本目です。
・'11.05.24 Cellini と Georgetown を追加。どちらもGBD製造のショップオリジナルと思われます。
・'11.06.11 一気に5本追加。CONCORDE, Ebony, REJECT LONDON MADE, Sauvage, Universe。計22本
GBD #9438 CONCORDE (FRANCE) '11.06.11追加





GBD #9438 Ebony '11.06.11追加





GBD #9438 FANTASY




GBD #9438 INTERNATIONAL '11.04.13追加





GBD #9438 LONDON MADE (Cadogan?)





GBD #9438 NEW ERA





GBD #9438 NEW STANDARD





GBD #9438 PREHISTORIC





GBD #9438 PREHISTORIC (CADOGAN) '11.03.22追加




GBD #9438 PRESTIGE





GBD #9438 Sablee STANDARD (FRANCE)




GBD #9438 Sauvage (FRANCE) '11.06.11追加






GBD #9438 SPECIALE STANDARD '11.03.22追加





GBD #9438 TAPESTRY




GBD #9438 Universe (FRANCE) '11.06.11追加






GBD #9438 VIRGIN (perspex stem) '11.03.23追加





Irwin's #9438 (GBD second line)





GBD #60S STANDARD (replaced stem?) variation of 9438? '11.05.21追加






・15本目は#60S STANDARD、611Belfort同様、またも6始まりの3桁シェイプコードです。
しかも9438では珍しいフラットリム。P.O.S刻印が無く英国製やら仏国製やら?
ステムはリプレイスらしく不明点だらけですが、このステムが作家パイプ級のとんでもなく高精度な作りで
銜え心地とエアフローの快適さは所有する全ての9438の中で最上級です('11.05.21)
GBD #611 BELFORT (LONDON/ST CLAUDE) variation of 9438? '11.04.23追加




・#611 BELFORT。LONDON/ST CLAUDEのダブルPOSを持つ9438のそっくりさん。
何者なんでしょうね?こいつ。ともあれ、14人目のおともだち。('11.04.23)
Cellini (shop original?) '11.05.24追加





・16本目、Cellini。1930-80年代に米国シカゴで営業していたCellini Pipe Shopのオリジナルパイプ
ではないかと思われます。ボウル形状から製造はGBDで間違いなさそうですが、"Cellini"の他には
メーカーロゴもP.O.S表記もなく詳細は不明。9438と異なるテーパーシャンクとステム形状が興味深いです。
このシェイプにGBDが正規ナンバーを付与していたのかも不明ですが9438の亜種のような存在なのかも。
('11.05.24)
Georgetown #9438 (shop original?) '11.05.24追加






・17本目、Georgetown #9438。GBDロゴは無いものの直線表記のP.O.SとシェイプNo.が刻印されています。
コントラストの強いステインはIrwin'sに見られるものと酷似していますがラムキュアードかどうかは不明。
米国ワシントンD.C.に現存する Georgetown TobaccoがGBDに作成を依頼したショップオリジナルパイプ
ではないかと思われます。現在ショップに情報を問い合わせ中です。('11.05.24)
REJECT LONDON MADE '11.06.11追加





To be continued... ;-)
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